パソねた: 2006年11月アーカイブ

Thunderbird は、賢い迷惑メールフィルタ、組み込みの RSS リーダー、クイックサーチなど、業界トップクラスの様々な機能を提供し、メールのやりとりをかつてなく安全ですばやく、簡単にします。

Thunderbird の機能と特長
 使いやすくパワフルで、カスタマイズ性に優れた Thunderbird は、機能充実のメールクライアントです。POP と IMAP 双方のメールプロトコルをサポートし、HTML 形式のメールにも対応しています。既存のアカウントやメールボックスも簡単にインポート可能です。組み込みの RSS リーダー、パワフルなクイックサーチ、英文自動スペルチェック、共通受信トレイ、添付ファイルの削除、高度なメッセージフィルタなど、今日のメールクライアントに欠かせない機能をすべて兼ね備えています。

組み込みの迷惑メールフィルタ
受信したメッセージはすべて、Thunderbird が誇る最先端の学習型迷惑メールフィルタに通されます。あなたが迷惑メールにマークを付けるたびにフィルタの精度は向上するので、大切なメールを読むのにより多くの時間を費やすことができます。お使いのプロバイダーの迷惑メールフィルタを併用することも可能です。

フィッシング詐欺の防止
Thunderbird は、近年増加している「フィッシング詐欺」と呼ばれる危険からあなたを守ります。これは、他人をだましてパスワードその他の個人情報を盗み取ろうとする、一種の詐欺行為です。Thunderbird は、フィッシング詐欺の可能性があるメールに対して警告を表示します。

高度なセキュリティ機能
Thunderbird は、S/MIME、デジタル署名、メッセージの暗号化、証明書やセキュリティデバイスのサポートといった、企業や政府機関でも安心してお使いいただける優れたセキュリティ機能を提供します。明示的な許可なく添付ファイルを開くことはなく、様々なワームやウイルスからあなたを守ります。

自動アップデート
新しいソフトウェアアップデート機能によって、セキュリティパッチや新バージョンを簡単に入手できるようになりました。Thunderbird は小さな差分ファイルをバックグラウンドで自動的にダウンロードして、インストールの準備ができたことを知らせてくれます。

カスタマイズも自由自在
よく使うツールバーのボタンを選んで並べ替えたり、拡張機能をインストールして新たな機能を追加したり、多彩なテーマでデザインを楽しんだり — Thunderbird は自分のスタイルに合わせた使い方ができるのです。

ステム要件

Windows
オペレーティングシステム (OS)

* Windows 98
* Windows 98SE
* Windows ME
* Windows NT 4.0
* Windows 2000
* Windows XP (推奨)
* Windows Server 2003

最小ハードウェア構成

* Pentium 233 MHz プロセッサ (500 MHz 以上を推奨)
* 64 MB の RAM (128 MB 以上を推奨)
* 52 MB のハードディスク空き容量

Linux
ソフトウェア要件

注: 各 Linux ディストリビューターは、それぞれのディストリビューションに対して、システム要件が異なるパッケージを提供している場合もあります。

* Linux カーネル 2.2.14 以降 - 以下のライブラリまたはパッケージが必要です。
o glibc 2.3.2 以降
o XFree86-3.3.6 以降
o gtk+ 2.0 以降
o fontconfig (別名 xft)
o libstdc++5
* Thunderbird は Linux Fedora Core 4 でテストされています。

最小ハードウェア構成

* Intel Pentium II または AMD K6-III+ 233 MHz CPU (Pentium 500 MHz 以上を推奨)
* 64 MB の RAM (128 MB 以上を推奨)
* 52 MB のハードディスク空き容量

Mac OS
オペレーティングシステム (OS)

* Mac OS X v10.2.x 以降

最小ハードウェア構成

* PowerPC G3、G4 または G5 プロセッサを搭載した Macintosh コンピュータ
* 128 MB の RAM (256 MB 以上を推奨)
* 200 MB のハードディスク空き容量

数々の賞に輝く Mozilla の Web ブラウザが、より速く、より安全に、そして完全にカスタマイズ可能になって新登場です。Firefox 2 には、あなたのインターネット体験を豊かにする魅力的な新機能が搭載されています。

より使いやすく
Firefox 2 には、オンライン作業の生産性を向上させ、より良い Web 体験を提供する、便利で役に立つ新機能が追加されました。

タブブラウズ機能の改良
Firefox の開発チームは、ユーザの皆さんと同じようにタブを愛用しています。そこで Firefox 2 では、タブブラウズ機能に様々な改良を加えました。例えば、これまで新しいウィンドウで開かれていたページをタブで開くようにしたり、それぞれのタブに [閉じる] ボタンを付けました。誤ってタブを閉じてしまっても、もう慌てる必要はありません。[履歴] メニューにある [最近閉じたタブ] の一覧から元に戻すことができます。また、タブをたくさん開いた場合、前のバージョンではタイトルが見づらくなってしまうのが難点でしたが、 Firefox 2 ではタブバーを左右にスクロールできるようになりました。また、タブバーの右端にあるボタンをクリックすれば、いつでも開いているタブの一覧を参照できます。

組み込みのスペルチェック機能
もう英文の誤字で恥ずかしい思いをすることはありません。Firefox 2 に組み込まれたスペルチェック機能によって、ブログの記事を投稿したり、Web メールでメッセージを作成する際など、フォームに入力したテキストのスペルミスを防ぐことができます。スペルチェック機能を使用するには専用の辞書をインストールする必要があります。Web ページ上のテキストボックスを右クリックして [辞書を追加] を選択し、必要な言語の辞書をインストールしてください。

検索キーワードの候補表示
Firefox 2 に統合されている一部の検索エンジンでは、より速く目的の情報にたどり着ける工夫がなされています。検索バーに文字を入力し始めると、ドロップダウンリストが現れて、検索キーワードの候補一覧が表示されます。この機能は現在のところ Yahoo! JAPAN および Google の検索エンジンで利用できます。

セッション復元機能
Web ブラウジングが突然中断されたら、誰だって不満に思うはずです。新たに搭載されたセッション復元機能は、Firefox が予期せず終了したり、再起動が必要になった場合、終了直前の状態を再現してくれる仕組みです。再起動後、開いていたウィンドウやタブだけでなく、フォームに入力したテキストや、進行中だったダウンロードに至るまで、すべて元通り。Firefox 2 では、ホームページを読み込む代わりに、常に前回のセッションを復元させる設定も可能になっていますので、今までになく快適に Web ブラウジングを楽しめるようになりました。

Web フィードの管理
Firefox 2 では、ニュースサイトやブログの情報配信方法として広く用いられている Web フィード (RSS フィード) を、より簡単に購読できるようになりました。Web フィードを開くと、購読に使用できるフィードリーダー (RSS リーダー) の一覧が、フィードの内容とともに表示されます。Firefox のライブブックマーク、コンピュータにインストールされているアプリケーション、そしてインターネット上で提供されている無料サービスのいずれかを選択できます。日本語版では、特に人気のある My Yahoo!、Google、Bloglines、はてな RSS、livedoor Reader、goo RSS リーダーがあらかじめ設定されています。

ライブタイトル
Firefox 2 の新しいライブタイトル機能を使って、オークションや宅配便の配達状況をチェックしましょう。ライブタイトルは、ブックマークのラベルに収まるほどコンパクトな、Web ページ上の最も重要な情報の要約で、定期的に更新されます。最新の情報が提供されると、ライブタイトルの内容も更新されます。試しに Firefox 2 で www.woot.com をブックマークしてみましょう。

検索エンジンの統合
Firefox はあなたの探しものをお手伝いします。Firefox の検索バーには、Yahoo! JAPAN、Google、goo、楽天市場、Amazon.co.jp といった人気の検索エンジンがあらかじめ組み込まれています。検索バーにキーワードを入力すれば、選択された検索エンジンからすぐに結果が返ってきます。使用する検索エンジンは、検索バーの左端にあるアイコンを通じて、いつでも追加、変更できます。

ライブブックマーク
Firefox のライブブックマークは、Web フィード (RSS フィード) で配信されているニュースやブログ記事の見出しを、ブックマークツールバーやブックマークメニューの中で購読できる機能です。お気に入りのサイトの最新情報を一目で確認でき、興味を持った記事へ直接アクセスできます。

ポップアップブロック機能
Firefox は、表示する Web ページをユーザ自身がコントロールできるものと考え、迷惑なポップアップをブロックします。Firefox のポップアップブロック機能は、ポップアップがブロックされると、情報バーや画面右下のアイコンでお知らせします。

簡素化されたインターフェース
Firefox 2 のユーザインターフェースは、慣れ親しんだブラウジング体験に影響を与えることなく、使い勝手を向上させました。

アクセシビリティ
Firefox は、視覚障害を抱える方々も含めて、すべての方により良いブラウジング体験をお届けします。Firefox には DHTML アクセシビリティのサポートが含まれています。Web 開発者の皆さんは、例えば運動障害を持つユーザに配慮して、できるだけ少ないキー操作でページ内を移動できるような Web サイトを作成できます。Firefox は、Windows 用のアクセシビリティ API 標準である Microsoft Active Accessibility もサポートしています。この API のサポートにより、Firefox は GM Micro 社の Window-Eyes や Freedom Scientific 社の JAWS といったスクリーンリーダーとの連携を実現しました。Firefox 2 (Windows 版) は、ソフトウェアが身体障害を抱えるユーザも簡単に利用できなければならないという 米国連邦政府の要件 を満たしています。

ニュースサイトやブログを中心にRSSに対応したサイトが急増中だ。なぜ今、RSSが注目されているのかといえば、RSS対応ブラウザやRSSリーダーと呼ばれている専用ソフトを使うことで、RSS対応サイトから簡単に最新ニュースの見出しや記事リンク、番組情報、新製品情報、ブログの更新情報などを速やかに集めることができるからである。
 このRSSとは、ニュースサイトやブログなどの最新記事の概要を表現しているフォーマットのことで、基本情報を channelと呼ばれる要素に記述し、さらに channel 要素の中にはtitle、link、description、itemsなどの要素を含めることで実現している。

【RSSの変遷】
 RSSは一体何の略なのかを説明するにはRSSの歴史を振り返る必要がある。元々、RSSはネットスケープ・コミュニケーションズ社が策定したXMLを利用してメタデータを記述する仕組み「RDF(Resource Description Framework)」をベースに誕生した。この時点では、RSSは「RDF Site Summary」の略で、バージョンはRSS 0.9だった。
 その後、RSS 0.9よりも多くの情報を配信できるRDFを使わない「RSS 0.91」が登場し、その時点でRSSは「Rich Site Summary」と呼ばれるようになった。しかし、その後RSSの中核語彙および拡張性を保証するために「RSS 1.0」が登場し再びRDFが採用された。日本国内ではこのRSS 1.0が普及していることからRSSは「RDF Site Summary」であると再認識されるようになった。
 ただし、RSSの規格化の動きはこれだけではない。RSS 1.0ではなく、RSS 0.91からRSS 0.94までを1つにまとめたRSS 2.0という拡張規格を策定した別グループも登場した。このRSSは「Really Simple Syndication」と呼ばれている。つまり、厳密にいえば、以下のようにRSSのバージョンによってその略も中身も微妙に異なっているのだ。

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