ウェブねた: 2008年8月アーカイブ
- オープンソースCMSとは何か
皆さんはオープンソースCMSに対してどのようなイメージを持っているでしょうか。無料で利用できる。保証がないソフトウェアである。信頼できる。信頼できない。セキュリティに弱い。セキュリティに強い。
そうです。これらすべてが正解でもあり間違いでもあるのです。なぜならオープンソースCMSは多種多様であり、開発チームの数だけそのバリエーションが存在するからです。
オープンソースとは、一般的にGNU GPLライセンスのもとで自由に利用できるソフトウェアをいいます。
一方、CMSとはコンテンツ・マネージメント・システムのことです。
日本語に訳せば、コンテンツ管理システムとなります。訳されているのはマネージメントの部分だけなのですが、これが最もわかりやすい日本語訳でしょう。
コンテンツ・マネージメント・システムに関しての定義は議論の尽きない分野でもありますが、本記事ではひとまず「WEBブラウザを使ってデータを投稿、編集できるシステムの総称」とします。このためCMSでサイトを構築すれば、「その後のサイト運営には専門的な知識もソフトも不要」であるといわれています。管理のための特別なソフトウェアを必要としないため、WEB知識のないユーザーサイドでサイトの管理運営が可能となると考えられています。
なお、本記事では特に断りのない場合を除き、CMSとは上記のようなコンテンツ・マネージメント・システムのことを指しています。